おはようございます。
朝晩ようやく気温が落ち着いてきましたね。
今、中学生高校生は中間テスト前で、頑張ってますね。英検と重なっている子もいて、中高校生は大変忙しいです。
そんななか、中2はどうやらスピーチテストがあるみたいで。毎年この時期にあり、みんな自分で文を作り、友だちと確認しあって頑張っています。(私は一切手をいれません)
スピーチのときに、私が一番大切だと思うことは、英検一級クラスの単語で立派なことを言うとか、Rの発音がネイティブ並みだとかいうことではなく、その場にいるみんなが、あなたの言っていることを理解できる、ということだと思います。
何を言っていたのか全く分からなかった、が一番つまらないと思いませんか。そういう意味では、緊張をときほぐすために、観客はみんなジャガイモだと思えとは私は思いません。みんな、あなたを理解したいと思ってその場にいるのですから。
発音に関しては、リエゾンがあまりに激しい場合も理解しづらくなりますので、注意です。ネイティヴのリエゾンと学習者のはちょっと違うので、慣れないうちにやたらとリエゾンしたり、語尾を滑落させるとわかりづらくなります。
その場にいるのは英語の得意なアメリカ人だけ、日本人だけ、ではなく、英語を勉強中の色々な国の人がいるという時、英語は共通語として使われているにすぎず、なるべく多くの人が知っていそうな表現を使うのが良いのかなと思います。
なるべく簡単な単語や構文を使い、とにかくゆっくり話しましょう。大きな声が大切です。
私の同僚だったカナダ人の先生が
大きな声(ここだけ日本語) is very important!
といつも言っていました。
異なる言語を使ってみんなの前で表現をすることで、いつもとちがう自分の一面をみんなに知ってもらいましょう。
良い経験をしてほしいです。
Everyone wants to understand you!