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しみずよしこの英語教室

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話を切り上げるときの言い方(英会話)

またまた久しぶりの更新となりました。

今日は、高校の教科書を見ていて(副教材ですが)
最近の英語も、より実用的になったなぁと実感した
表現を一つご紹介します。

みなさんもよくあるかと思いますが、自分はもうそろそろ
話を切り上げたいけれど、失礼のないように言うのは
どう表現すればよいか、困った、あるいは迷ったことは
ないでしょうか。
・・・露骨に腕時計を見るのもちょっと気が引ける場合も
ありますよね・・・。
英語では、便利な表現が用意されています。

①"Nice Talking."
②"It was nice talking( to you)."

①はとっても短い、そして発音も簡単。②でもOKです。

コレは便利ではないですか?!最初知ったときは、
相手を傷つけず、かつ自分の意志もしっかり伝わる
かなり素敵な表現だと思いました。これを学校で
教わらないなんて・・・と思っていたら、しっかり最近
の教材には載っていますね。

直訳すると、「良い会話だったね。」日本語にすると
ちょっと変ですが、お話できて良かったです、話せて
楽しかった、良かった、といったところでしょうか。
英語独特の表現です。
過去形になっているところがポイントで、すでに楽しい
会話は終わっています。もう行かないと、じゃあバイバイ、
という流れです。「急いでいるんだ。」「もう時間だから
行かないと。」と言わなくても良い表現です。
「もう行かないと。」と言うと、「なんで?」とか「何の用事
があるの?」とか場合によってちょっとめんどうくさい
展開になってしまう可能性もありますが、”Nice talking."
だと、その可能性は低いと思います。

私たちが学生のときは習っていない表現なので、
私も渡米してから、それほど面白い、ためになる会話
ではなかったのにみんなが"Nice Talking."と言って
別れて行くのを「そんなに面白い会話だったかな?」
と思っていましたが、語学学校の先生に聞いてから
納得でした。
今はTOEICの試験に出たり、教科書に出たり、時代は
変わったと思います。

もちろん、「もう行かないと」を”I have to go."と表現しても
大丈夫です。その場合も、日本人よりも欧米人のほうが
「何で?」と聞かないような気がします。
両方言ってもOK。

"Well, I have to go. Nice talking. Have a nice day."
"Thank you, you too."


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by oldfirtree | 2015-10-22 11:15 | 英会話 | Comments(0)

兵庫県明石市発。英語の役立つマメ知識から深掘り解説、その他学習方法や教育情報、趣味のガーデニングや、家づくりの事なども綴っています。


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